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晴&直 楽しいね♪

晴&直 楽しいね♪

2005/10.直の様子結果

支援センターの検査室はいつもSTの療育を受ける隣の部屋
直は当然?!STの部屋へ入ろうとして止められ、ちょっと不機嫌に(*_*)

検査の部屋に入って簡単な課題をこなしたものの
『なんか違う!・こんな事をしにきたんちゃう!・ST、OTに来たんや!』
直の心の叫びが検査の心理の先生・私にも伝わってきました
直は怒る怒る!そして悲しげに泣き出した(-_-;)

検査は20分で終了『もう課題はしなくていいから』と
先生が直の様子を話してくれましたが
『早く部屋を出たい』と手をひっぱたり、自分のリュックを持って来たりしたので
ゆっくり先生と話もさせてもらえずお開きとなりました

心理の先生「まわりが見えて来た感じやね、それでいつもと違うので不安を感じたり、嫌やったり。1つ終える事にお母さんの所に行くのはお母さんが中心になってきたという事でマル2年間前はとにかく走り回ってたもんなあ~」
「検査では1年前にした時と同じ結果になってしまうけど同じやらへん、でも全然違ってきてる」と言われていました。

私もホントにそう思う。
検査項目が出来なくても直は精神面がスゴク育ってきている
一番大事な心が育ってきたら
後から色んな面がついてくると思うのでそれを楽しみに待ちたいと思う

********

・形のはめ込み・マッチング→好きなのかいつもパッパと簡単にできる

・重ねコップ→できる時もあるんやけど今回は3個の時だけ、量が増えると手で払いのけた

・折り紙→チラッと見ただけでやる気なし

・なぐり書き→監査官をまねてグルグルは書けた
       見てたけど直線は書けなかった

・2つのコップの中から犬を当てる
   →1回目は見ていたので当てる事ができた
    2回目は2つのコップを重ねてしまいコップを揺すり中の犬がコップに当たる音を楽しんでいた

・検査板紙に傘・魚・犬などの絵が書いてあり「犬はどれ?」と質問される→
        チラッと見ただけで正視することもしなかったけど
        偶然?!にも犬の絵をグイっと押して『片付けて!』って感じやった

・赤い小さいサイコロ積み木
   →上に積むことをせずひたすら並べていた
    私が1・2と言いながら積むと3・4と積んだけど5個目でつぶしてしまった

検査自体は大きな変化は見られなかったけど
新しいものを出されるとチラっとみたり・やってみようかなと寄ってきたり
名前を呼ばれると顔を上げて振り返ったり
色んな物に興味を示すようになったなぁ
人の声に注目?!できるようになってきたなぁ
と思いました

これってスゴイ成長だと思う(*^_^*)                                                     **********

新K式発達検査(2001) 検査時の実年齢 5歳8ヶ月

      1回目(15.12.5) 2回目(16.8.30)3回目(17.10.7)
      発達レベル DQ 発達レベル DQ 発達レベル DQ

姿勢ー運動 3歳1ヶ月 81 3歳1ヶ月 69 3歳1ヶ月 55

認知ー適応 1歳6ヶ月 39 1歳10ヶ月40 1歳10ヶ月32

言語ー社会 0歳10ヶ月21 0歳10ヶ月18 1歳1ヶ月 19

 総合   1歳6ヶ月 39 1歳9ヶ月 38 1歳9ヶ月 32


様子:入室はスムーズにできた。本人が期待していた場面(遊び)と異なったことに気付いた事、慣れない場面に対する不安感が生じたことなどから、次第に部屋の中を走る、母に抱きつく、泣きそうな表情になるといった状態となり、検査課題に対しても、用具を投げる、興味を示さないなどの拒否行動となった。

姿勢・運動面:検査で残っている項目は「ケンケン」の1項目だけであり、本児の場合、今後は運動技能の習得や遊具での遊びが課題となってくるため、発達検査における運動面の評価についてはそれほど気にしなくて良いと言える。気になるような身体の使い方は見られなかった。

認知・適応面:前回と比べて新たに出来るようになった項目は見られなかった。能力的に出来なかったと考えられる項目(トラックの模倣など)もあるが用具の提示に対しては、多くは机から払い落とす、投げる、触ろうともせずに無視するなどの拒否によって出来なかったことから、この領域においての発達向上が、この間全く無いとは言い切れないことに留意する必要がある。検査中に見られた特徴として「入れ子5個」の課題で、大きい器から順に入れていくことが今回出来るようになっていた。行為そのものが優先する、行為しながら考えるといったことから、考えてから行為することが出来始めているように感じられる。

言語・社会面:「バイバイ」と言った意味を伴った身体の動きでの表現、指差しでの表現といったように、具体的な表現が出来るようになってきたことが大きな変化内容として評価できる。特に「バイバイ」については、嫌な時には自分からバイバイするなど、要求表出の手段として用いることができていた。
絵カードに対しては、最初から見ようとしないなどの拒否ではなく、1・2回絵を見てから拒否するといった行為になっていた。

検査時に見られた様子で、前回と比べて変化のあった内容は次のとおり
・何かあれば母に抱きつきに行くなど、母を中心(基地)とした行動が出てきている。
・マイペースで無目的な行動傾向から状況を理解した上での行為や行動へと変化してきている。
・上手に出来た時には他者の顔を見て、ほめてもらったり声掛けしてもらうのを待っている、ほめてもらうと嬉しそうな表情をすることが引き続き増えている。
・状況に応じた表情(笑顔や不機嫌な表情)が引き続き増えている。
・状況理解が出来るようになってきた分、外界に対する不安感も増してきている。




         





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